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歯科最新ニュース

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2019年01月01日(火)

未来に向かう新ビジョンの構築  日本歯科医師会会長 堀 憲郎

新年おめでとうございます。全国の日本歯科医師会会員の皆様、そして関係者の皆様には、平成の時代から新しい未来に向かう歴史的な年をつつがなくお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
日本歯科医師会会長として三回目の「年頭所感」になります。最初の年頭所感では「会長就任当時の歯科界の混乱も安定し、長年に亘る歯科界からの発信により、歯科医療や口腔健康管理の重要性への国民的な理解が進み、歯科界にも活性化の兆しが見えている。更なる活性化に向けてスピード感をもって取り組みたい」と申し上げました。昨年の所感では、「会長就任当時に掲げた日本歯科医師会の28課題の中で、例えば歯科における新しい技術を積極的に研究開発し、診療報酬改定時期以外に保険収載する仕組みの活用など、平成30年度の同時改定の中で重要な懸案事項について取り組んでいく」と述べさせて頂きました。
このような流れを踏まえ、改めて昨年一年を振り返り、皆様のお力添えにより、それらの歯科界の長年の懸案であった課題も一つ一つ結果をだすことができた、充実した一年であったと総括しています。昨年の所感で言及した「歯科活性化会議の中で目指した新技術の開発と期中における保険収載の実現」の他、10年来の悲願でもあり、新病名検討ボードというチームを立ち上げて取り組んで来た「超高齢社会の疾病構造をカバーできる歯科の新病名の獲得」も口腔機能低下症、口腔機能発達不全症の二つが保険収載されました。また50年に亘り歯科医療機関に不当な損害をもたらし続けてきた、歯科特有の不公平な薬価計算ルールも今改定の中で撤廃となりました。更に、数年来求め続けていた「厚労省医政局歯科保健課の歯科口腔保健推進室の省令室への昇格」も昨年7月31日付で実施され、歯科口腔保健法の目的を具体的に果たすための司令塔的な機能を発揮することが期待されます。そして暮れには日本歯科医師会として決意を持って製作した映画がモナコ国際映画祭でグランプリを獲得するという予想もしなかった朗報もありました。
このようにこれまで実現が難しかった課題が、短期間に成果を出せた背景には、歯科医療の充実、口腔健康管理の推進の重要性に関して10年以上に亘る歯科界一丸となった粘り強い発信があったことと、それに加えて、目指してきたオールデンタルの取り組みが出来つつあることの二つがあると振り返ります。特に歯科界全体の結束と目的意識の共有は、かつてなく強固になりつつあり、改めて日本歯科医師連盟、日本歯科医学会、歯科産業界、歯科医療行政の皆様のご理解とご支援に感謝申し上げる次第です。
昨年6月15日に閣議決定された骨太の方針2018も、歯科の部分に限って言えば、前年以上の充実した内容になり、未来投資会議の中間整理にも歯科健診、歯科受診の推進の方向性が示されています。
このように歯科医療と口腔健康管理の重要性に対する国民的理解が深まり、健康寿命の延伸に向けての歯科医療の充実に期待が高まる今、それらの期待に応えて、地域における「超高齢社会での歯科医療の新しい役割と責任」を明確にした上で、それをしっかりと実行していくことが、歯科界の将来を左右する重要な課題と認識しています。
年号も変わる新しい年は、歯科界にとっても極めて重要かつ歴史的な局面になる年と位置づけ、日本歯科医師会は、2025年以降の人口減少問題への対応も含め、口腔機能管理の明確化と質の向上、歯科医師のキャリアパスの拡充、オーラルフレイル対策を含む予防歯科医療の評価、歯科技工士、歯科衛生士を含む新しい働き方の議論等々、歯科界の10年先、20年先を見据えた新しいビジョンを構築するとともに、国民の皆様の健康と生活を守る組織として、歯科医療現場の全ての歯科医療関係者が誇りをもって患者さんに尽くせる環境作りを目指して一層の責任を果たして参ります。
日歯メールマガジン-[No.575 19/01/01]




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